どえら広い地球

京大生が1ミリも先のことを考えずに出た旅の備忘録です。

2部2章 西遊記・旅日誌

イニスフェイルから西へ南へウルル(エアーズロック)へ向かうルートです。

Day5〜14の10日分です。

それでは旅日誌をどうぞ。


Day5 7月12日 曇りのち霧のち雨のち晴れ
「イニスフェイル→イノット・ホットスプリングス」
シェアハウスは勝手に滞在してるため色々問題があるので洗濯物が乾き次第出発
急きょ出発したから会えなかった人もいたがきっとまたいつか会えるでしょう
Googleマップの南下してから西へ向かうルートを無視してダイレクトで山を越えるルートを選択した
しかし暖かいオーストラリア北部とはいえ標高が高いところは寒くて、霧が立ち込めて、雨まで降って来たからすごく辛くて後悔した

辛いながらも我慢して進み続けると温泉のあるイノットに到着
冷え切った体を温泉で温めるのは想像を絶する気持ち良さやった

まさかオーストラリアでのぼせられるとは思わなんだ


Day6 7月13日 晴れ
「イノット・ホットスプリングス→ノーマントン」
早朝に起きて温泉で体の芯まで温めてから出発
けど高原地帯なので走るうちに相当冷えてきて昨日みたいに辛くなった
いつか抜けると信じて進むとサバンナハイウェイに突入

その名の通りアフリカを彷彿とさせる暑くて乾燥したサバンナ地帯だった
そこら中に洪水注意の看板が立ってたから雨季になればバイクでは通れなかったのかもしれない

この時期に旅立ったのは正解だったと思う
町と町が100キロ以上離れてるサバンナをひたすらに走り続けたけどほとんど車とすれ違わなかった
そしてノーマントンに到着
許可制の無料キャンプ場があったけど事務所が閉まっていたから勝手にテントを張っていた

すると散歩してた地元民らしきおばあちゃんに翌朝10時に見回りが来るからそれまでに出た方がいいよって教えてもらった
やっぱりこうやって人の暖かさに触れられるのが旅の良さだよなぁ


Day7 7月14日 晴れ
「ノーマントン→クロンカリー」
早めに出る用意をしてると8時に見回りが来た
話違うやんと思ったけど準備が出来てたから何も言われなかった
西へのルートは調べてみると途中から舗装されてないことが分かった
が、どうしても気になるのでその境目まで行ってみた
すると40キロぐらい行ったところで舗装が無くなった

引き返して迂回するために南下ルートを行った
途中で老夫婦のライダーを見かけ、ライダー自体が珍しいので思わず声をかけた

少し話してまた南下していくと途中のガソリンスタンドでまた例の老夫婦と出会った
また少し話して南下していきクロンカリーの町に着いた
いくつかあるキャラバンパークの一つを選んで受付をした
するとそこに例の老夫婦もいるじゃないか!!!
ルート同じやから途中で会うのは分かるけどまさか宿泊地まで同じとは驚いた
旅の出会いの中には奇妙な縁があるらしい


Day8 7月15日 晴れ
「クロンカリー→マウントアイザ→カムウィールとテーブルランドの間」
朝は用意して老夫婦のところに行ってみんなで写真を撮った

別れ際に奥さんにほっぺチュってするタイプの挨拶されてぎこちない反応をしてしまった辺り中高6年間の男子校生活が染み付いてると思った
アサヒの調子が少し悪い気がしてエンジンオイルを交換したかったが色んな店をたらい回しにされたからオイルだけ買って次の町へ向かった
西へ向かうとマウントアイザに着いた
どうやら鉱業が盛んな町らしくイニスフェイルの4倍ぐらい都会で驚いた

ほんの少しだけ観光して次へと進む
いよいよノーザンテリトリーへ!!

そしていきなり制限速度130km/hへ

しばらく進んだが町と町の間がなんと250kmもあるのでその途中でキャンプした


Day9 7月16日 晴れ
「カムウィールとテーブルランドの間→テナントクリーク」
内陸部の半砂漠地帯は朝晩寒くて何度も起こされたが頑張って震えながら寝た

やっと朝を迎えて用意していると近くにいた人から温かいカフェオレを貰えた
準備を終えて出発したが250kmもの間補給できる場所がなくてガス欠ギリギリまで追いやられてやっとガソリンスタンドに着いた
本当に途中でもうダメかと思った
無事補給できたので再び出発しテナントクリークに到着
シャワーしたいのでキャラバンパークに泊まりそこで出会った人とかなり長い時間喋ってた
あとファイヤーダンスもあったので見に行った

前より英語も話せるようになったしファイヤーダンスも見れたし満足して寝れそう


Day10 7月17日 晴れ
「テナントクリーク→アリススプリングス
キャラバンパークで仲良くなった人とお別れをした

別れの際にフルネームを教えてもらった
インターネット全盛のこの時代にあえてSNSは教えず名前だけ
こっちからも検索しない
古き良き旅は一期一会その場限りだからこそ出会いが輝く
そんな変な刹那の美学に目覚めてしまった
また一人になって次の町アリススプリングスへ向けて出発
途中デビルズマーブルという観光スポットに寄った
そこはデカイ岩がゴロゴロしてる奇岩地域

でも正直岩がデカイだけでは嬉しくもないのでチラッと見て出発
地平線まで直線が続くようなところをひたすら走りアリススプリングスに到着

内陸はこの冬の時期ミニマム1桁℃になるのでキャンプせず素直にバッパー(ホステル)へ
ウルルの宿を予約したら20日からしか空いてなかったからしばしここで休憩


Day11 7月18日 晴れ
アリススプリングス
本日は休憩だが溜まってることを消化
エンジンオイルを交換し、必要なメンテ用品を買い、食料を買い、洗濯をし、ブログを書いた

夜は宿にいた台湾人と喋った
中国とオーストラリアの間でビジネスを起こそうとする彼の姿勢からは並々ならぬ金への欲望を感じた
それは下品なものではなく行動のエネルギーなんだと思った
こんな溢れんばかりの欲望を持った若者がたくさんいればそりゃあ日本は抜かれるよな


Day12 7月19日 晴れ
アリススプリングス
すべきことは昨日終わらせたから1日ダラダラした
アサヒのエンジンを一回もかけず歩いて街を散策したのは久々だった

寝る前に明日の準備だけした


Day13 7月20日 晴れ
アリススプリングス→ユーラーラ」
朝は割と早く起きたが日が昇って少し暖かくなるまで待った
10時ぐらいに出発したものの走り出せばすごく寒い
前に高原地帯を走った時より寒い
ずっとサバンナのような景色だが気温は15℃ぐらいで完全にミスマッチしていた
途中のガソリンスタンドではエミューが飼われていた

ウルル目指して走り続けていると左手に巨大な岩らしき影が出現

ウルルかと思ったがマウントコナーという別物だった
さらに走り続けると今度は本当にウルルが見えた

そして宿泊地のエアーズロック・リゾートのあるユーラーラに到着した
そこからウルルのサンセットを見た
明日は一応サンライズを目指すので早起きになる


Day14 7月21日 晴れ
「ユーラーラ→ウルル→カタジュタ→ユーラーラ」
日の出の1時間半前に起きたが外は寒いしウルルまで15分で行けるのでベッドでゆっくりした
日の出30分前に出発したが大きな誤算があった
15分は国立公園の入り口までの時間だった
入り口からウルルまで15kmほどあるので急いで行くと、日の出の瞬間さえ立ち会えなかったが一応は見れた

しかしほとんど影で暗くなってて思ってたのと違って正直いまいちだった
その後ウルル外周を走ってると登山口を発見した

アボリジニの聖地なので相当迷ったが結局好奇心に負けて登ってしまった

下山後はカタジュタの風の谷を散策した

夕方にはウルルへ戻りサンセットを見た
こっちはサンライズと違い本当に素晴らしかった

宿に戻り、久々にビールを飲んで気持ちよく寝た



※ウルル=カタジュタ国立公園内の写真を載せていますが、ネット上に掲載してはいけないとの指摘があればすぐに削除します。