どえら広い地球

京大生が1ミリも先のことを考えずに出た旅の備忘録です。

2部5章 最難関、ナラボーを超えて・旅日誌1

パースからナラボー平原を抜けてメルボルンへ向かうルートです。

Day36〜53の18日分のパート1です。

それでは旅日誌をどうぞ。


Day36 11月2日 晴れ
「パース→カリデール」
久々にバイクに荷物を載せるのは大変で、快晴で太陽も照りつけてたから出発前なのに汗だくのヘトヘトになった
長らくお世話になった宿ともお別れしていざ出発!

久しぶりの重たいバイクは慣れるまで少しふらついた
ようやく慣れてきた頃に荷物ベルトがほどけて後輪に絡まるアクシンデントがあった
うまくベルトが切れてくれたから大惨事にはならなかったけど、もし高速で荷物バラ撒いてたら…と寒気がした
途中の街の観光は写真撮るだけにして先を急いだ
日が暮れてきて久々に外でテントを張ったのはワクワクした


Day37 11月3日 晴れ
「カリデール→マンジマップ」
朝起きたら鼻の奥が痛くなってた
どうやら風邪をひいたらしい
でもそれぐらいなら大したことはないから出発した
オーガスタの岬ではインド洋と南極海の境目が見れた

次の街を目指して走っていると急にすごく寒くなってきた
実際気温は低かったけど明らかに熱ある時の寒気だったから、最寄りの街で休憩してるとだんだんとしんどくなってきた
本当はいつも通り道端で野宿する予定だったけど街中のキャンプ場に行くことにした
近くのスーパーまで歩くのも辛いぐらい熱が出てきたから水をたくさん飲んで寝ることにした
テントだから1日で解熱できるか不安だった


Day38 11月4日 晴れ
「マンジマップ→ジェラマンガップ」
汗だくになりながら頑張って寝ると朝には無事に解熱した!
起きた時テントの中が汗の蒸気で湿っててびっくりした
まだ完治ではないけど熱は下がったから出発した
途中に木に杭が打ち付けてあるだけの見晴らし台に到着した

病み上がりだから登るか悩んでいると、家族で来てた少女に
「てっぺんからの眺めがすごく良かったよ!」
って煽られたからフラつく体に鞭打ってチャレンジした

無事にてっぺんまで行って戻って来ることができて安心した

体調が万全じゃないから無理して長く走らずに良さげな川辺でキャンプした
解熱記念のステーキは格別に美味しかった


Day39 11月5日 晴れ
「ジェラマンガップ→エスペランス
パースからここまで森林地帯を走ってきたがここでようやく見慣れたサバンナと再会した
サバンナを走り抜けてエスペランスに到着した
エスペランスはヒリアー湖という真っピンクの湖で有名だけどフライトツアーでしか見れないから断念した
代わりに町外れにある「ピンクレイク」に行ってみた
昔は文字通りピンクだったそうだが今は白く干上がった湖だった

街の観光は明日にして寝床を探して回った
少し街から離れたところにフリーキャンプ場があったが、なぜかテントはNGだったので街に戻って有料のキャンプ場で寝ることにした


Day40 11月6日 晴れ
エスペランス→ノースマン」
エスペランスから先は大きな街がしばらく無いからバイク用品や安い食料品などの買い溜めをした
出発する前に「グレートオーシャンドライブ」の看板を見つけたので気まぐれに行ってみた
するとそこはすっごく綺麗な海と山が何キロか続いてて、ピンクレイクなんかよりよっぽど良い観光地だった

観光も満足したのでエスペランスを出発した
途中ではダイナミックに壊れた車や、

黄緑色の湖を見かけたりしながらノースマンに着いた

ノースマンから東へ1200キロもの間は一つも町が無いナラボー平原と呼ばれている
約200キロ間隔でガソリンスタンドがあるだけ
ノースマンの近くで野宿し明日からの荒野生活に備えた


Day41 11月7日 晴れ
「ノースマン→マドゥラ」
朝起きて一旦町に戻って水と食料を少しだけ買い足した
でもっていざ出陣!!
思ったより木々があるし道もしっかりしてるし200キロ間隔でガソリンスタンドもあるからそんなに構えなくても大丈夫そう

しばらく走るとオーストラリアで一番長い直線道路に来た
看板の前ではヨーロピアンの若者達が大はしゃぎしてた
少し話して仲良くなったから彼らに写真を撮ってもらった

直線道路を走り終えてしばらく進んでキャンプした
周りに人がいなくてスペースもあったから初のキャンプファイアをした


Day42 11月8日 晴れ
「マドゥラ→ナラボー」
出発してしばらく走ってたとき、対向車に目を移したその瞬間にカンガルーが道路に出て来て超焦った
なんとか避けれたけど朝からあやうく大事故になるところだった
その後は安全に走り続けてついにウェスタンオーストラリア州(WA)とサウスオーストラリア州(SA)の境に到達した!

SAに入ってしばらく走ってるとエスペランスぶりの南極海が見えた
南極海だけあってか寒くて風も強い中キャンプした


Day43 11月9日 晴れ
「ナラボー→ポートケニー」
ついに1200キロ町なしのナラボー平原を抜けて数日ぶりの町に着いた
昨日まで寒かったのに町に着いた瞬間から灼熱になった
暑いからかハエが異常に多くなってきた
越境したとき時間が変わったから前まで6時過ぎには日没だったのに7時半でもまだ明るいのが不思議に思った

キャンプでは立ち止まったら20匹ぐらいハエがたかってくるしテントの中はパンイチでも暑いぐらいで寝苦しかった


Day44 11月10日 晴れ
「ポートケニー→ワイアラ」
相変わらずすごい量のハエが飛んでて走ってるとヘルメットも靴もハエが砕けた跡だらけになった

いくつもの綺麗な海を通って、

ざわわ的なところを通って、

着いたそこそこ大きなポートリンカーンという街でナラボー平原突破の記念にシーフードを食べた
地元民に聞いたオススメの店で、港町だけあってかフィッシュ&チップスの魚がプリップリで激ウマだった

またそこから相変わらずの直線道路を走り、夜も近くなったからキャンプした


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